──先輩、どうしてオレとだけは…？静かな深夜の居酒屋、その問いが頭から離れない。
◼︎作品情報
タイトル：何でオレとだけは付き合ってくれないんですか?～深夜の居酒屋半個室～
サークル：エデンの林檎
作者：中条亮
ジャンル：大学生・年下男子・半個室・密室H・セフレ未満未満
対象：女性向け／R18漫画作品
▽あらすじ
「また恋人と別れたんですか？」
深夜の居酒屋、半個室。恋人と別れたばかりの大学3年・芽衣子（めいこ）は、その寂しさを埋めるように、2歳年下の後輩・真紘（まひろ）を呼び出した。
ただ甘えたかっただけ。
ただ誰かに「欲しい」と言われたかっただけ。
でも、真紘の口から出たのは、思いがけない一言。
「…なんでオレとだけは付き合ってくれないんですか？」
その言葉に、芽衣子は気づかされる。
彼は“ずっとそばにいた”。いつも付き合ってくれていた。ただの慰め役じゃない。
なのに、自分は――彼のことを見ていなかった。
そして、触れ合いは、いつもの“キス”だけで終わらなくて…。
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▼登場人物紹介
🟩芽衣子（めいこ）
20歳。大学3年。恋愛ではいつもどこか満たされない。愛されたいけど、どう愛されるべきか分からず、関係が長続きしない。
真紘に「また呼び出しちゃってごめん」と言いながら、彼が傍にいることにどこか安堵している。
🟦真紘（まひろ）
18歳。大学1年。芽衣子の後輩。
呼び出されれば来てくれる優しさと、年下なのに一歩引いて彼女を見てきた冷静さを持つ。
だが、ずっと芽衣子を「女」として見ていて――その気持ちが深夜、ついに爆発する。
▼妄想×共感レビュー：これは「付き合ってないからこそ」のエロさと切なさ
この作品、とにかく刺さるのは“絶妙な関係性”です。
セフレでもない。恋人未満。
でも、一線を超えてしまう。
しかも場所は、深夜の居酒屋の半個室という生々しいシチュエーション。
“人に見られるかもしれない”というスリルと、“誰にも見られない関係”の隠微さ。
――このギャップがやばい。
芽衣子の「寂しいから」「ねえ、キスして」という言葉に応じながらも、
真紘の中には、「なんでオレじゃダメなの？」という長年の想いが渦巻いてる。
フェラ、手マン、生挿入と行為はどんどん濃厚になるけど、読者が惹かれるのは肉体よりも「想いの温度差」。
真紘は芽衣子に“本気”なんです。
でも芽衣子は、自分を大事にできていないから、彼の気持ちに気づかないまま体を委ねてしまう。
その切なさが、読者の心を刺す。
▼沼ポイント：「名前を呼ばれる」「問いかけられる」ことの破壊力
レビュー中でもう一つ沼だと感じたのが、真紘の語りかけ。
「なんで、オレとだけはダメなんですか？」
この一言が、性行為中にも何度も繰り返されるんです。
「ただの後輩」「寂しさを埋めるだけの男」じゃない。
彼はちゃんと自分の意志で、芽衣子のことを“女性として”欲しがっている。
この、“付き合ってない関係”だからこその気持ちの押し引き・温度差・歪んだ愛情表現が、女心にじわじわ来る。
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追加レビュー：“恋人じゃないのに、触れ合う意味を探してしまう”
“付き合っていないのに、ここまで許してしまうって――どういうことなんだろう”
芽衣子と真紘の関係性は、まさにそれ。
恋人じゃない、でも“特別”を感じてしまう。そんな微妙で危うい距離感が、ひとつのキスで一気に壊れていく瞬間に胸がぎゅっとなる。
たとえば、ハグをしながらのキス。
そこにあるのは、単なる肉体の欲ではなく、“本当はこうしていたかった”という心の願い。
年下男子の真紘が、先輩の芽衣子にそっと手を回しながら、
優しく唇を重ねてくるシーンには、少女漫画のようなときめきと、
R18作品ならではの背徳感が共存していて……読んでいるこっちの心までふわふわしてくる。
そして、舞台はなんと深夜の居酒屋の半個室。
“人に見られるかもしれない”というスリルと、
“ふたりだけの秘密”という親密さが交錯するこの場所で、
どんどん境界線を越えていくのがたまらない。
芽衣子が、テーブルの下で真紘に触れようとしたときのあの空気――
「え、ここで？本当に……？」っていう躊躇と興奮と覚悟がない交ぜになった表情に、
自分の記憶や妄想まで呼び起こされる人、多いのでは。
現実ではあり得ないけど、「あり得るかもしれない」って思わせてくる絶妙な演出。
この“イメージできるギリギリの背徳感”こそが、この作品のキモ。
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▼感情で読むと刺さる理由
この作品は、“ただのえっち漫画”ではないんです。
・寂しさで始まる関係
・年下男子の一途さ
・見えない恋心
・付き合ってないけど体を許す理由
・「私、なんでこんなことしてるの？」と自問する瞬間
これらがぎゅっと詰め込まれた、感情特化のR18漫画。
読後感が「抜けた」じゃなくて「泣けた」になる人すらいるの、納得できます。
▼改めて、この作品に刺さる人は…
恋愛に疲れていて、「誰かに触れてほしい」夜がある
自分の価値を誰かに肯定してほしい
普段は理性的なのに、ふとした拍子に感情が崩れる
「こんなはずじゃなかったのに」って後悔するような恋をしたことがある
年下男子に本気で迫られたら、抗える自信がない
▼こんな女性に刺さる！
年下男子にぐいぐい迫られたい
「付き合ってない関係」に心が揺れる
セフレ未満未満な曖昧な関係に沼る
執着よりも、“無言の愛情”に弱い
見下されたい願望・受け身で責められたい願望がある人
▼こんな心境のときに読むと沼る！
恋愛で疲れているとき
「私ばっかりが頑張ってる」って感じてるとき
寂しさと性欲の境目が分からなくなってる夜
誰かに「必要だよ」と言われたいとき
年下から本気で迫られた妄想をしたいとき
▼クチコミの共感感想レビュー（5つ）
「真紘の“なんでダメなんですか？”が頭から離れない…自分が言われてるみたいで心が熱くなった」
「芽衣子が自分に重なった。寂しさで関係持っちゃうの、分かりすぎて苦しい」
「人目を気にしながらのHってこんなにエロいの!?居酒屋の半個室っていう生々しさがリアル」
「年下男子ってこんなにグイグイくるの…？嬉しい、でも怖い、でももっと読ませて！」
「“体だけの関係”じゃないんだよって分かる真紘の言葉のひとつひとつに胸がズキズキした…」
▼まとめ：恋じゃないフリをしながら、誰よりも欲してる。
『何でオレとだけは付き合ってくれないんですか?～深夜の居酒屋半個室～』は、
“セフレ未満”な関係性に揺れながらも、
肉体を通して想いが露呈してしまう――そんな言葉にならない愛情と葛藤を描いたR18女性向け漫画です。
「このままでいいのかな？」
「本当は、付き合いたいと思ってるんじゃないの？」
そんな心のざわつきとともに、ページをめくる手が止まらなくなるはず。
恋を、したことがあるなら。
そして、誰かに触れられた夜のことを、忘れられないなら。
この物語に、きっと心を奪われる。
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