
「どうかしてるってわかってるのに、あなたに触れてほしいって思ってしまうのは…どうしてだろう。」

幼なじみじゃなくて——
そのお父さんに、心も身体も奪われていく。
これは、“NTR”とか“年の差恋愛”って言葉だけじゃ片付けられない。
心の奥、誰にも触れられたくなかった場所に、優しく、でも確かに入り込んでくる物語。
高校卒業の春、恋が終わった。何も始まらないまま、何も伝えられないまま。
田舎町でのんびりと、でも少しずつ変わっていく日常。
少女・なおは、ちょっと頼りない幼なじみ・弘樹と、昔から一緒に育ってきた。
まるで姉のように世話を焼きながら、特別な感情に気づくこともなく、ずっと傍にいた。

でも——。
卒業の日、弘樹は沙雪に誘われて、なおに何も言わず東京へ行ってしまう。
その日初めて、「あ、私…弘樹のこと、好きだったんだ」と自覚した時にはもう、すべてが終わっていた。
何も始まらないまま終わる恋って、こんなに痛いんだ。
涙を見せられない私の手を、優しく握ったのは——父親みたいだった“あの人”だった。
弘樹の父・雅樹(まさき)は、なおにとって本当の父親のような存在。
母を早くに亡くした弘樹を一人で育て、穏やかで、優しくて、どこか寂しさをまとった背中を持つ人。
なおは、失恋しても泣かない。
東京に旅立つ弘樹を、いつも通りの笑顔で見送った。
でも、誰も見てない帰り道、ひとりで泣いてしまった。
そんな姿を見つけて、声をかけてくれたのが——雅樹だった。
「奥さんが一番だってわかってます。でも……傍にいたい。」
その日から、なおは変わり始めた。
少女から、大人の女性へ。
時間をかけて、ゆっくりと“女”になっていく過程が、丁寧に、リアルに描かれている。
最初は父親のように慕っていたのに。
一緒に過ごす時間が増えるほど、雅樹のことを“男”として意識していってしまう。
でも、彼には亡くなった奥さんがいる。
ずっと、想い続けている。
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なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~なおの気持ちが報われることは、きっとない。
叶わないってわかっていても、好きになってしまったら戻れない。
自分の部屋で、彼のことを思いながら——「だめ…でも、触れてほしい…」

作中では直接的な描写こそあるけれど、なおの内面描写はものすごく繊細。
「好きだ」って気づいたあと、毎晩のように雅樹を思いながら自慰してしまう描写には、リアルな“性と愛の乖離”があって、心に刺さる。
自分の手で慰めながら、
「本当は、あなたに触れてほしい」って思ってしまう。
でも、そんなことを願うのは間違ってるって、自分に言い聞かせる。
この葛藤、痛いほどわかる。
そしてついに、雅樹の腕に抱かれる日——“家族”だったはずの関係が壊れていく。
ある日、ふたりの距離が突然縮まる。
雅樹が、娘のように思っていたなおに、優しく口づけてしまったことから始まる、背徳の一線越え。
「……奥さんが一番だって、わかってます。」
「でも、傍にいたいんです。」
なおの告白に、雅樹はもう逃げられなかった。
そして、穏やかな顔の奥に隠していた男としての本性が溢れ出す。
普段は優しくて静かな彼が、
なおのまだ拓かれていない柔らかい身体を、抱き潰すように貪る。
泣きたいほど愛されて、何度も絶頂へ導かれるなおの描写が、
えろくて、美しくて、せつなくて、たまらない。
読者レビュー・クチコミまとめ
「NTRなのに純愛っぽくて泣いた」
「“お父さん”への恋心っていう背徳感がえろすぎた」
「なおちゃんの自慰シーン、リアルで共感しかなかった」
「雅樹さん、包容力えぐい。こんなの落ちるしかない」
「ちゃんと物語として感情が流れてて、TL系で一番好き」
【こんな人におすすめ】
✔ 年の差恋愛・禁断の恋が好き
✔ 「女性向けアダルト漫画」でも、感情の揺れを大事にしたい
✔ NTRが苦手でも、心情描写があれば読める
✔ 過去を背負った男×素直すぎる女の恋愛に弱い
✔ 「叶わないかもしれない恋」に身を焦がしたことがある
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なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~【まとめ】なおはたぶん、雅樹に抱かれたあの日から、“家族”じゃなくなった。

あのとき、好きって言っていれば、弘樹と一緒に東京に行けたかもしれない。
でも、言えなかった。
だから今、なおはこの田舎で、雅樹に抱かれている。
「こんな恋、間違ってる」って思いながら、どうしてもやめられない。
この作品は、そんな女性の“心の弱さ”を、責めない。
ただ、そっと肯定してくれる。
「自分を投影してしまう」
「こんな風に誰かに求められたい」
そんな気持ちを、そっと掬ってくれる漫画です。
ぜひ一度、ページをめくってみてください。
なおちゃんNTR~好きになった人は、幼なじみのお父さんでした。~